To revitalize primary industries and cultivate the future of Japan.
一次産業を次世代へ継承し、
日本の未来を耕す。
一次産業の構造を刷新し、
次世代の農業をつくる。
日本の農業は高齢化・担い手不足に直面しながらも、国の根幹であり未来を耕す力があります。百姓イッキは、若者が先導して立ち上がり、農業を未来へ継承するムーブメントです。
立ち上がる力
変革を起こす
向き合う
共有する
輝く
会社概要
- 会社名
- 株式会社百姓イッキ
- 役員
- 齋藤 禎紀 | 代表取締役CEO
久保 裕太郎 | 取締役COO&CFO
鈴木 雄大 | 取締役CPO - 所在地
- 静岡県沼津市
- 設立
- 2026年2月予定
- 資本金
- 100万円
上がる物価、減り続ける農家。
日本の生産力は限界を迎えている。
基幹的農業従事者の平均年齢
67.6歳
高齢層の離農が加速
基幹的農業従事者数
102.1万人
2015年比で4割減
食料自給率 (先進国比較)
38%
G7中で最低水準
現場の成果を、
再現性ある事業モデルへ。
3つの事業基盤。
生産事業 (FARM)
Farming Operationテクノロジー実装により「稼げる農業モデル」を確立し、労働生産性を最大化する。
- 超省力化: 専用機械とフィジカルAIの導入で、匠の技を自動化・標準化
- 高収益化: 露地野菜・お茶・きのこの複合経営で、1年目から黒字化を実現
- データ栽培: センシングによる生育管理で、収量ブレと品質リスクを最小化
サプライチェーン事業 (SCM)
Supply Chain Management「作って終わり」からの脱却。流通過程のムダを排除し、農家の手取りを最大化する。
- 原価低減: 地域を越えた資材の共同仕入れで、圧倒的なスケールメリットを創出
- ロス削減: AI需給予測と検品自動化で、欠品・返品リスクをコントロール
- 販路直結: 市場・実需者との直接提携により、価格決定権を取り戻す
運用基盤事業 (OS)
Operating System農業を「職人芸」から「産業」へ。新規参入のハードルを極限まで下げるインフラ。
- パッケージ化: 「土地・資金・技術・販路」をセット提供し、即座に事業開始可能へ
- リスク低減: 機材レンタルと遠隔指導により、初期投資と経験不足の不安を解消
- モデル展開: 若手が地域の高齢農家を束ねる「百姓イッキモデル」を全国へ横展開
なぜ今、百姓イッキなのか。
時代は「食料安保」と
「構造転換」を求めている。
国際情勢の不安定化に伴い、食料・肥料の調達リスクが高まっている。経済安全保障の観点からも、国内生産基盤の強化は待ったなしの状況にある。
2026年〜2030年にかけて、労働力不足と供給制約がさらに深刻化する見通し。従来の労働集約型から、省人化・効率化された「新しい産業モデル」への転換が急務。
政府の成長戦略においても、スマート農業やGXは重点投資分野。地域資源を活用した持続可能な農業は、次世代の成長産業として期待されている。
📖令和6年度 食料・農業・農村白書 ハイライト
- 肥料原料(リン・カリ)の海外依存度ほぼ100%という脆弱性の克服。
- 「食料安全保障強化政策大綱」に基づき、国内生産の増大を推進。
- 2050年までに化学農薬使用量50%低減、化学肥料30%低減を目指す。
- 有機農業の取組面積を全体の25%(100万ha)へ拡大する目標。
- 基幹的農業従事者数116万人(65歳以上7割超)という急速な減少に対応。
- ロボット・AI・IoT等の先端技術活用による生産性の飛躍的向上。
🏛️食料安全保障強化政策大綱 (改訂版)
- 構造転換: 過度な輸入依存からの脱却と国内生産資源(肥料・飼料)の確保。
- 適正価格: 生産資材高騰などのコスト上昇分を農産物価格に適正に転嫁できる仕組みの構築。
- スマート化: 自動走行農機やドローン等の社会実装を加速し、労働力不足を補う。
- 輸出拡大: 海外市場の開拓による農業所得の向上と生産基盤の維持。
2050年、食料生産は半減の危機。
8兆円産業を「維持・再生」する。
現在のトレンドでは、2050年の国内農業生産額は4兆円台へ半減すると予測されています。百姓イッキは、テクノロジーと新しい生産体制により、この下落トレンドを逆転させ、8兆円規模の生産力を維持・再生することを目指します。
- 2020年:約 8.9 兆円(実績)
- 2050年予測(成り行き):約 4.3 兆円 (半減)
- 2050年目標(百姓イッキ):8.0 兆円規模を維持
「稼げるモデル」を確立し、
日本の農業インフラになる。
モデル実証と基盤構築
沼津・忍野エリアで「稼げる農業」を証明する。
- 自社生産: 露地野菜・茶・きのこの複合経営で初年度黒字化
- DX推進: 栽培データの活用とスマート技術による生産効率化
- ブランド: 地域ブランド「百姓イッキ」の立ち上げとファン獲得
地域展開とSCM統合
事業承継と流通改革で、地域農業の核になる。
- 規模拡大: 耕作放棄地の再生と離農農家の事業承継(50ha規模へ)
- SCM内製: 自社集荷場・物流網の整備で中間コストを圧縮
- 販路直結: 大手実需者・スーパーとの直接契約による価格安定化
全国プラットフォーム化
「百姓イッキOS」で日本の農業地図を書き換える。
- OS提供: 成功モデルをパッケージ化し、若手参入障壁をゼロに
- 全国展開: 20都道府県へ拠点を拡大、自律分散型ネットワーク構築
- 業界再編: 日本最大の次世代農業グループとして産業構造を変革
Leadership
経歴
1997年生まれ、神奈川県出身。関西学院大学総合政策学部で経営学を専攻。幼少期より阪神タイガースファンとして英才教育を受け、3度の優勝に貢献。
花のサブスク/ギフト事業を展開するユーザーライク社に入社。ブーケの加工/出荷を行うオペレーション責任者として事業成長とユーザーさんのうれしいを両立する体制を構築し、SCMマネージャーへ就任。仕入れ・加工・物流等のサプライチェーン全体を統括。産地開発にも携わり、全国の花き生産者と関係性構築し、安定した調達網の構築と原価改善を実現。
創業の経緯
純粋に花が好きで入社したユーザーライク社にて、全国の生産者や卸売市場を取締役の久保と訪問する中で、生産者や市場関係者の熱い想いやモノづくりへの姿勢等、日本の一次産業を長年支えてこられた先輩方に感銘を受けました。同時に、日本の一次産業には現場レベルから業界全体まで課題が山積していることを知り、フラワーデジタルマーケティング協議会を設立し、生産者や市場関係者と農林水産省補助事業にて生産者の原価改善や構造的課題に踏み込んだ調査報告を行いました。
若年層の生産者が著しく少ない業界だからこそ、自らが次世代生産者となるべく、50坪の耕作放棄地を耕すことからスタートし、野菜の生産を開始。その後も耕作放棄地を復興を継続し、現在では500坪まで拡大。静岡県沼津市に約2,400坪を追加で確保できたことから創業を決意。高齢化先進国である日本で、若年層とシニア層が一致団結する仕組みを百姓イッキで創り出します。
技術アドバイザー
- 野口 政之
(コスモファーム野口 代表取締役) - 南原 武博
(南原農園 代表取締役)
一次産業を次世代へ継承する 仲間・パートナーを募集中。
一次産業周辺での事業連携やオペレーション原価改善、サプライチェーンに関するご相談等、お気軽にご連絡ください。
メールで問い合わせる株式会社百姓イッキ
HYAKUSHO IKKI, Inc.
設立:2026年2月予定
資本金:100万円
E-mail: info@100ikki.com